抗毒素製剤の高品質化、
及抗毒素製剤を用いた
治療体制に資する研究

有毒海洋生物

ハブクラゲ

ハブクラゲの画像

傘径は、10〜14cm程度、触手を伸ばすと約1.5mにも及び、4本の腕に7本の触手が付いています。海水浴場、特に波が静かな砂浜や入り江に多数出現します。ハブクラゲの毒は、皮膚壊死活性、溶血活性、神経毒性を有し、血圧低下を引き起こします。

オニダルマオコゼ

全長は約40cm程度で、海底の周囲に岩などの環境に溶け込んでおり、見分けるのが困難です。棘は強靭であり、靴のゴム底やウエットスーツを貫通します。オニダルマオコゼ刺傷による死亡例は沖縄県から報告されていますが、地域によっては食用であるため、料理人などが受傷する可能性があります。オニダルマオコゼ属の毒は、ヒアルロニダーゼ活性を有し、また溶血、血圧低下、神経麻痺を引き起こします。オニダルマオコゼに限らず、オコゼ刺傷は救急外来ではよく見られる傷病であり、温めると疼痛緩和が得られることは重要な点です。

その他の有毒海洋生物

カツオノエボシ、アンボイナ、ヒョウモンダコなどが挙げられます。